阿武町の子供たちは、一年に一回、必ず無角和牛を口にする機会があります。
その機会とは、学校給食。
毎年秋に、地域の食材を活かした給食として、無角和牛のメニューが出てきます。
阿武小中学校で提供されている給食は、学校の敷地内にある給食センターで作られており、地域に根ざした給食を作ることができるのです。
今回は「スラッピージョー」になって、無角和牛が阿武町の小中学校の給食に出てきました。
この煮込まれたミンチを、パンに挟んで食べる料理です。
毎年メニューは変わっており、さまざまな形で子供たちは無角和牛を味わっています。
給食後の昼休みには、校庭に無角和牛がやってきました。
おっかなびっくり近づく子供たち。
無角も緊張しながら子供たちに触られていました。
ふれあいの後は、こちらも毎年恒例、無角和牛の授業です。
生き物が好きという小学5年生に対して、無角和牛のあれこれを。
無角和牛を通して、まちの魅力と未来について考えを巡らせる時間となりました。
学校と関わり合い、子供たちも一緒になって無角和牛について考える。
毎年恒例ではありますが、大切にしている時間です。