8/25(木)、山口県の村岡 嗣政知事が無角和種繁殖センターへ視察に来られました。
この度、山口県における2022年年度から2026年度の5年間の県づくりの指針となる、新たな総合計画を策定される関係で、萩地域(萩市&阿武町)の活動の現場視察の場として、阿武町の無角和種繁殖センターを選んでいただきました。
また、県議会議員で農林水産委員会に所属されている岡 生子議員にもお越しいただきました。
視察には無角和種振興公社の花田 憲彦理事長も同行し、無角和種の今までの取り組みと現場の現状についてお話ししながら、繁殖牛舎から肥育牛舎まで、生まれてから出荷されていくまでの一連の流れを見ていただきました。
視察の中で村岡知事からは、無角和種は草をよく食べよく育つ品種という説明について「であれば、草だけで育てたらいいのでは?」や、数が少ないことについては「増やせない理由は何か」など、鋭い質問も多くいただきました。
そのような意見に関する現状の課題、課題解決のために必要と考えていることなど、貴重な意見交換をさせていただき、非常に充実した時間となりました。
無角和種は山口県にしかいない品種の和牛として、山口県の宝とも言える存在であることを、現場を見た上で改めて感じていただけたら嬉しいなと思っています。
意見交換後、村岡知事にも寄稿いただいた無角和種100周年記念誌と共に。